まったり入笠山林道ツーリング
この日は、なんでもないまったりツーリングになるはずでした....。
時間もあったので行ったことのない支線を探索へ。
なんてことない斜度だったので何も考えずに下っていくとやっぱり行き止まり。
さあ、引き返すかと下った斜面を登り始めると...登れない!
今までの経験上登れるはずの坂が登れない。呆気なくタイヤは空転してしまいます。
しかも助走をつけれる場所もなし。タイヤは純正のすり減ったTW。そして単独ツー
リング。道は人のこない支線。かなりやばい条件が揃いました。
落ち葉と木の枝で土が見えていないのでなんとなく登れると思い込んでしまいましたが、落ち葉のすぐ下には連日の雨で水分を含んだ滑りやすい土がありました。
空気圧を落としながら4回ほど登れるか挑戦しましたが、回数を重ねるごとに落ち葉の下の土が出てきて登れなくなるばかり。もちろん押しても全然ダメ。
こういう時、単独ツーリングはやっぱりリスク高いなと思いますね。
もし二人いたならばなんとか押し上げることも可能だったかもしれません。
時間は16時を回りだんだんと森の中も暗くなってきました。
しょうがない。どうしようもないので麓まで下りて、仲間つれてバイク上げに来るかと思い始めて林道を歩いて下ろうとした時、
あれ?これ、登るんじゃなくなくて下ればいいのでは!?
押してダメなら引いてみろって昔からよく言いますし、使いどころは全然違うけど。
GPSで道を記録していたので通ったラインがある場所へ向かって歩きます。
すると、通った道へ戻れるじゃないっすか!!登ることばかりに意識が行ってしまって気がつかなかったけど、林道を登ってきたのだから下れば通った道へ出る可能性もたかいはずです。意外と気づかないものですね。
その後、道なき道を下り元の林道へ到着し無事帰宅。良い経験になりました。
ソロツーでは不用意に知らない道を下ってはいけない!
当たり前のことを大文字で書いてみました。
山大好きライダーのみなさまもお気をつけて。